WSJ『米国株、もうディフェンシブ株は通用せず』だってさ!



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ウォールストリートジャーナル(WSJ)に掲載されたコラムを読んで…

昨日、国際的に強い影響力を持つ「ウォールストリートジャーナル(WSJ)」に、『米国株、もうディフェンシブは通用せず』というコラムが掲載されていました。

コラムの内容を要約すると、

これまでは暴落に強いといわれていたディフェンシブ銘柄が、今回は売られに売られて急落した。

これまで急落に強いと言われていたディフェンシブ銘柄への投資戦略が通用しなくなった今、投資家は新しい避難先(投資先)を見つける必要がある。

といった内容です。

私はこのコラムを読んで、

金太郎
はあぁ~~。米10年債の利回りが2%後半まで上昇すれば、ディフェンシブ銘柄が売られるのは普通のこと。

割高だった米国株が調整で売られただけで『米国株、もうディフェンシブは通用せず』なんて大袈裟なタイトルのコラムを載せるなんて…ホンマに何処の国のマスコミも煽りよるなぁ~。

と呆れてしまったので、今回は、なぜ、このコラムを読んで呆れたかを書いていきたいと思います。

金太郎は「ディフェンシブ銘柄」と、一般的には言われる銘柄を中心にポートフォリオを組んでいる「ディフェンシブ銘柄好き」です。「ディフェンシブ銘柄好き」のバイアスが掛かっていることも否定できませんので、「同じ事柄でも、見る人によって様々な見方があるのだな…。」程度で。軽く読んでいただけたら幸いです。

そもそも、『ディフェンシブ』銘柄とは?

景気動向に業績があまり左右されにくく、景気後退期(Recession)でも、業績がさほど変化しない業種の銘柄を「守りの銘柄=ディフェンシブ銘柄(Defensive stocks)」と呼びます。

具体的には、生活必需品である食品薬品公益事業である電力・ガス・鉄道などの銘柄(企業)をディフェンシブ銘柄と呼ぶことが多いです。

ここで注目してもらいたいのは、上のピンク線が引いてあるところで、そもそもディフェンシブ銘柄は、景気後退期においても業績の変化が小さく、比較的高配当な銘柄が多いことから、

底値が堅い=ディフェンシブ

と呼ばれるのです。

現在のように経済状況が絶好調で、インフレ懸念によって利上げが想定されているような時は、債券は売られ、利回りは上昇します。

ですから、債券の代用品といて扱われることが多いディフェンシブ銘柄は、債券の利回りが上昇するほど、売られるのは当然の流れで、今後、さらに金利が上昇するようなことになれば、ディフェンシブ銘柄はさらに売られるはずです。

特に、莫大な資金を管理、運用する機関投資家の場合は、米10年債が急ピッチで上昇している現在の状況では、ポートフォリオの株式のポジションを減らして、債券のポジションを増やすのは、至って普通のスキームです。

ミスリードでは…

ウォールストリートジャーナルの『米国株、もうディフェンシブは通用せず』というコラムに対し、私が「はあぁ~~」と呆れた訳が分かっていただけましたか?

簡単に言えば、ディフェンシブ株は景気後退期に底値が堅いから「ディフェンシブ」なのであって、景気拡大局面(好調な経済状況による金利上昇の懸念、米10債利回りの上昇)では、債券の代用品のようなディフェンシブ株は売られる傾向が強い。これは、金融理論では当たり前のことです。

だから、「ウォールストリートジャーナル(WSJ)」が『米国株、もうディフェンシブは通用せず』との内容を主張したいのであれば、ディフェンシブ株が本来の力を発揮する景気後退局面での働きを検証してから書くべきであって、今回の景気拡大局面での調整で『ディフェンシブは通用せず』と主張しても、それは、ディフェンシブ銘柄にとってはミスマッチであって、ミスリードしていると捉えられてもおかしくないのでは?と、私はこのコラムの内容を解釈して、呆れてしまったのです。

ただし、

金太郎
利上げの状況次第では当分、ディフェンシブ株はさらに売られるかもしれない…
と私自身も考えていますし、
金太郎
大袈裟に煽られれば、実体経済にも悪影響がでるのでは…
と、懸念しています。

それではFinancial Goalを目指して!challenge to Financial Freedom !

注意
投資にリスクは付きものです。
投資判断は自己責任であることを忘れないようにしましょう。



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