ウエストパック銀行【WBK】は創業200年の老舗銀行



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《2018年5月28日改訂》

ウエストパック銀行の概要

ウエストパック銀行は、オーストラリアのシドニーに本店を置く銀行で、オーストラリアの四大市中銀行の一つです。

ラフラン・マッコーリー知事が設立した憲章の下、1817年にニューサウスウエールズ銀行として設立。オーストラリア商業銀行の買収に伴い1982年からウエストパック銀行と呼ばれるようになりました。

オーストラリア、ニュージーランドの他に、フィジー、パプアニューギニア、サモア、ソロモン諸島、トンガ、バヌアツ、シンガポール、香港、中国、インドネシアなどでも一般銀行業務を行っており約1300万人の顧客を有しています。

2016年に米国の『グローバルファイナンス誌』が発表した「世界で最も安全な商業銀行ランキングにおいて9位にランクしており(ちなみに日本の銀行で最上位なのは、東京三菱UFJ銀行の50位)、
格付けは、

  • Fitch:AA-
  • Moody’s:Aa2
  • S&P:AA-

資産規模はUSドルで6746億3千9百万ドル(日本円で79兆8,773億円)といった規模です。
(2016年『グローバルファイナンス誌』のデータを引用)



業績


売上高、営業利益、純利益のいずれも緩やかな増加傾向にあって非常に安定しています。特筆すべきは営業利益率の高さで、10年平均49.89%、リーマンショック直後の2009年でさえも36.90%という驚異的な水準をキープしています。

営業利益率
企業の売上高に対する営業利益の割合のことで、企業の本業における収益性を判断する指標となります。

売上高、営業利益、純利益のいずれも着実に増えていますが、自社株数も増加しておりEPSの伸びは見られません。ROAが極端に低いですが、これは、銀行業がお金を集めて「利ざや」で稼ぐ業態で自己資本比率が他業種と比べて低くなる傾向が強いためです。(ウエストパック銀行の場合10年平均で0.95%)
EPS(一株あたりの純利益)
税引き後の年間利益を発行済み株式数で割った比率です。
ROE(自己資本利益率)
自己資本がどれだけ効率的に使われているかを見る指標で、高いほど収益力が高いといえます。
ROA(総資本利益率)
純資産+負債を含めたすべての資金(総資本)がどれだけ効率的に使われているかを見る指標で高いほど収益力が高いといえます。



CF(キャッシュフロー)


バラツキの強いCF(キャッシュフロー)ですが、銀行のCFは保有する債券や証券の出し入れによる影響のため、どうしても安定感のないCFになりがちです。

営業CF(営業キャッシュフロー)
企業本来の営業活動(本業)により発生したキャッシュフロー(現金の流れ)です。
投資CF(投資キャッシュフロー)
企業の将来に対する投資により発生したキャッシュフロー(現金の流れ)です。
フリーCF(フリーキャッシュフロー)
企業が自由に使える資金。事業の拡大、債務の返済、配当などにあてられます。
営業CFマージン(営業キャッシュフローマージン)
売上高から、どれくらい営業CFを生み出したを判断する指標で、比率が高いほど収益性が高いといえます。



配当と配当余力


配当は業績連動型が採用されていますが、毎期(1月と7月の半期配当)、株主に安定して配当を出し続けています。また、オーストラリアの銀行(企業)ということもあり、配当は本来豪ドルでの支給なので、ADR(米国預託証券)を利用してウエストパック銀行へ投資をした場合は配当受け取り時に為替の影響を受けることになります。

DPS(一株あたりの配当
株主に還元される一株あたりの年間配当額です。
配当性向
税引き後の利益のうち、配当金の支払いに向けられる比率です。



バリュエーション(2018.5.28現在)

PER(実績):11.96倍
PER(予想):11.34倍

PER(株価収益率)
株価が一株あたりの利益の何倍になっているかを表す尺度で、株価が割高か割安かを判断する目安として利用されます。低い方が株価は割安と判断されますが、業種によって水準が異なりますので、同業種間や経営内容が似ている企業間での比較に用いるのに適しています。

PERには、予想PERと実績PERがあり、予想PERとは今期の予想値を基に算出したもので、実績PERとは、直近の決算における実績値を基に算出されたものです。

PBR:1.53倍
PBR(株価純資産倍率)
1株当たりの純資産に対し、株価が何倍まで買われているかを表す尺度で株価が割高か割安かを判断する目安として利用されます。低い方が株価は割安と判断され、過去の同企業のPBRと比較して、現在の水準が割安であるか?を判断するのに役立ちます。

直近配当利回り:6.67%



まとめ

私の新婚旅行先はオーストラリアで、ケアンズとゴールドコーストに宿泊しました。現地に着いたら食事やレジャー、お土産といったものにお金を使うわけですが、物価が想像以上に高いことに驚愕しました。日本がバブルの真っ只中の頃に少年だった私は、多く日本人がオーストラリアに旅行に出掛け、別荘など不動産を買い漁っているニュースを見聞きしていて、私のイメージはオーストラリア=物価の安い国だったのです。

2000年のシドニーオリンピック、中国経済の躍進や新興国の経済成長に伴い、資源国であるオーストラリアが見る見る経済成長している中、日本はその間デフレ不況で苦しんでいたことを考えると、オーストラリアの物価が高く感じるのは当たり前と言えば当たり前のことなんですが…。

上の図は、オーストラリアと日本の経済成長率の推移を比較したものです。(出典元:世界のネタ帳)

オーストラリアは、1991年にGDPマイナス1.04%を記録後、25年連続でプラス成長という先進国の中では継続的な経済発展を遂げている珍しい国で、特筆すべきはリーマンショック時もプラス成長を達成しているということです。

また、人口から見てもオーストラリアは先進国の中では珍しい人口増加国です。下の図は、オーストラリアの人口推移です。(出典元:世界のネタ帳)次は5年先の2022年までの人口推移の予想図です。(出典元:世界のネタ帳)

(上記の人口推移グラフの点線部分は、IMFによる2017年4月時点の推計)

これらのデータを見ていると、あなたもオーストラリアに大きな魅力を感じませんか?

私はウェストパック銀行を分析し、ウエストパック銀行、オーストラリア共々大きな魅力を感じたのでウエストパック銀行への投資を決めました。

ADR銘柄、ウエストパック銀行【WBK】を買い付けました

2017.05.18

創業200年を超える伝統のある銀行ですので、株主に利益を還元し続けてくれることを期待して、今後もしっかりとホールドしたいと思います。

それではFinancial Goalを目指して!challenge to Financial Freedom !

注意
投資にリスクは付きものです。
投資判断は自己責任であることを忘れないようにしましょう。



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