《ウエストパック銀行【WBK】より配当金を受領》
ウエストパック銀行【WBK】より、7月分の配当金95.70ドル(1株当たり0.692ドル)、日本円に換算すると10,766円を受け取りました(119株はNISA口座での買付で、24株は特定口座での買付)。
ちなみに、NISA口座での79株は金太郎の口座、

NISA口座での40株と、特定口座での24株は、妻の口座での保有となります。

※(1ドル=112.50円で換算)
これで、
- これまでにウエストパック銀行から受け取った配当金の合計は165.20ドル(日本円に換算して18,585円)
- 今年(2018年)受け取った配当金の合計は1,002.55ドル(日本円に換算して112,786円)
- これまでに受け取った配当金の合計は1,468.85ドル(日本円に換算して165,245円)
になります(全て税抜き後)。
無事に配当金を受領したことなので、直近である2018年5月7日に発表された、2018年中間決算の内容を振り返りながら、ウエストパック銀行の近況を確認していきましょう(ウエストパック銀行は年2回の決算です)。
ウエストパック銀行【WBK】の2018年中間決算の内容
2018年5月7日に発表された、2018年中間決算の主な内容は、
- 売上高は111億6,500万豪ドルで前年同期と比較すると+3.8%UP
- 現金収入は42億5,100万豪ドルで前年同期と比較すると+5.8%UP
- 当期純利益は41億9800万豪ドルで前年同期と比較すると+7.4%UP
- EPS(1株当たりの利益)は1.24豪ドルで前年同期と比較すると+6.0%UP
- 顧客の総預金高は5,020億6,300万豪ドルで前年同期と比較すると+4.9%UP
- ROE(自己資本利益率)は14.0%で目標としている13%-14%の範囲をクリア
というものでした。
ウエストパック銀行【WBK】への今後の投資方針

上のグラフは、金太郎がウエストパック銀行に投資してから現在に至るまでの運用実績の推移です。
現時点(2018.7.20)でのROI(投資回収率)は+1.86%で、なんとか損を出さずに運用できていますが、昨年から今年の年始あたり迄のパフォーマンスと比較すると、現在の状況は良くありません。

上のチャートはウエストパック銀行の過去6ヶ月の株価の値動きを示すチャートです。
オーストラリアの4大銀行(コモンウェルス銀行、オーストラリア・ニュージーランド銀行、ウエストパック銀行、ナショナルオーストラリア銀行)で起こった、誤解を招く金融アドバイスの提供や金利操作の試み、反マネーロンダリング(資金洗浄)法違反の疑いなどの一連のスキャンダルや、住宅バブルの崩壊リスク(今年に入って住宅価格は大きく下げています)などによって、近頃のウエストパック銀行を取り巻く情勢は先行きが不透明であり、その影響が現在の株価にも表れています。
現在のウエストパック銀行のバリュエーションは、
PER(実績):12.66倍
PER(予想):11.61倍
株価が一株あたりの利益の何倍になっているかを表す尺度で、株価が割高か割安かを判断する目安として利用されます。低い方が株価は割安と判断されますが、業種によって水準が異なりますので、同業種間や経営内容が似ている企業間での比較に用いるのに適しています。
PERには、予想PERと実績PERがありますが、予想PERとは今期の予想値を基に算出したもので、実績PERとは、直近の決算における実績値を基に算出されたものです。
PBR:1.62倍
1株当たりの純資産に対し、株価が何倍まで買われているかを表す尺度で株価が割高か割安かを判断する目安として利用されます。低い方が株価は割安と判断され、過去の同企業のPBRと比較して、現在の水準が割安であるか?を判断するのに役立ちます。
直近配当利回り:6.44%
といった感じで、バリュエーションは割安ですが、「今、ウエストパック銀行に投資しよう!」と考えているのなら、これらのリスク(特に莫大な不良債権を抱える可能性がある住宅バブルの崩壊)を考慮に入れて投資する必要があると私は考えています。
金太郎のウエストパック銀行への投資額は3,231.14ドル(日本円に換算して約36万円)、1株当たりの平均取得額は22.5954ドルなので、それほど高値で掴んでいるとは考えていませんし、ポートフォリオ全体に占める割合も全体の5%ほどなので、今のところウエストパック銀行の株式を手放すことは考えていません。
しかし、安いからと言って、今、ウエストパック銀行に投資するのは、

それではFinancial Goalを目指して!challenge to Financial Freedom !
投資にリスクは付きものです。
投資判断は自己責任であることを忘れないようにしましょう。