バンガード・S&P 500 ETF【VOO】は、ウォーレン・バフェット推奨のETF



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以前、「自信を持って勧めることができる最適解」という記事を書きました。

自信を持って勧めることができる最適解

2017.08.31

その記事の中で複数のETFを「最適解」としてあげたのですが、「なぜ、このETFがお勧めなのか?」ということについては詳しく触れていなかっので、補足としてより詳しく紹介したいと思います。

今回は、ザ・バンガード・グループ・インクのバンガード・S&P500 ETF【VOO】を紹介します。

バンガード・S&P500 ETF【VOO】の概要

  • ティッカー:VOO
  • ベンチマーク:S&P500指数
  • 純資産総額:716億4,300万ドル
  • 経費率:0.04%
  • 標準偏差(3年):10.13%
  • シャープレシオ(3年):0.92

※上記は2017.8.31のデータ

標準偏差

標準偏差とは、複数の値の中で、個別の値が中間値(または平均値)と比較してどの程度の違いがあるかを計測するもので、リスク要因を分析する手段として利用されます。相場で使われるボラティリティ(価格の変動率)もこの標準偏差で分析され、どの程度、価格の幅があるのかを示めします。投資における「リスク」とは、価格の振れ幅のことを指しますので、単純に標準偏差の大きさ=リスクの大きさと考えてOKです。

シャープレシオ(Sharpe Ratio)

シャープレシオとは、リスク(標準偏差)1単位当たりの超過リターン(リスクゼロでも得られるリターンを上回った超過収益)を測るもので、この数値が高いほどリスクを取ったことによって得られた超過リターンが高い(効率よく収益が得られた)と言えます。異なる投資対象を比較する際に、同等のリスクなら、どちらのリターンが期待できるかを考えるときに利用します。

バンガード S&P 500 【VOO】は、米国の大型株で構成されるS&P500 指数のパフォーマンスへの連動を目標に設計されたETFです。

ETF(上場投資信託)とは?

2017.06.14

ベンチマークとなるS&P500指数は、米国の証券取引所に上場している銘柄のうち、25の産業グループにわたる代表的な500銘柄で構成されており、 1968年以来、米国経済の主要セクターに連動する米国商務省(US Commerce Department)の景気先行指数のリストの一構成 要素となっています。

また、S&P500指数は、多くの米国株投資家が自らの投資パフォーマンを測る尺度として利用されることが多い指数です。

過去の値動きとリターン

【VOO】の設定は2010年9月7日です。それでは、設定来のパフォーマンスを見ていきましょう。

設定時(2010.9.7)の株価は約90ドル、現在(2017.9.25)の株価は約229ドルで、設定来から株価は154%上昇しています。

S&P500指数に連動するように設計されたETFとしては他にも、ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズの【SPY】ブラックロック・ファンド・アドバイザーズのiシェアーズ・コア S&P500 ETF【IVV】がありますが、【SPY】の設定年度が1993年、【IVV】の設定年度が2000年であり、【VOO】が最も後発のETFです。

2010年9月の設定ということで、ギリシャの財政問題に端を発するユーロ危機(2010年)や米国国債格下げ(2011年)、チャイナショック(2015年)やBREXIT(2016年)といった危機には直面しましたが、ITバブルの崩壊や9.11米同時多発テロ(2001年)、リーマンショック(2008年)のような、何十年に一度、百年に一度といわれるようなクライシスには直面していません。弩級のネガティブ・サプライズの経験はありませんが、設定から僅か7年の間に約154%UPのパフォーマンスというのは、この間の米国経済の好調さを表す数字であり、驚異的といえます。

(引用元:Vanguard)

上のチャートは、バンガードのホームページに掲載されている、設定時に10,000ドル投資し、分配金を再投資したと仮定して算出したものです。設立時(2010年9月7日)に投資した10,000ドルが、2017年8月31日には161.93%アップの26,192.79ドルになった計算になります。

保有銘柄と資産構成(2017.08.31)

【VOO】は、現在512銘柄で構成されており、組入上位10銘柄は以下のとおりです。
(引用元:Vanguard)

S&P500指数は、米国の主要産業を代表する500社により構成されていることから、【VOO】の組入銘柄の上位には、錚々たる企業が名を連ねています。S&P500指数は米国株式市場の時価総額の約80%をカバーしていることから【VOO】に投資すれば、米国の証券取引所に上場された代表的な500銘柄に分散投資したのと同様の効果が期待できます。

また、S&P500指数は定期的に銘柄の見直しが行われ「常に米国経済を反映し続ける指数」でもあります。

(Vanguard社の公表するデータを元に作成)

上のグラフは【IVV】の業種別構成比率ですが、これを見れば、S&P500指数が、現在の米国経済を反映している(情報技術・ヘルスケア・金融が強い)ことがわかります。

分配金利回り

SEC利回り:1.96%
配当スケジュール:四半期毎
※上記は2017.8.31のデータ

注意
米国株の配当(米国ETFの分配金)には、米国で10%、日本で20.315%の源泉徴収税がかかります。ただし、NISA枠を利用して購入した株の配当(ETFの分配金)については、NISA適用期間中は日本での税金20.315%は非課税になります。NISAを利用しない場合は、確定申告をすることで、米国で課税された税額(10%分)を日本の所得税や住民税から一定額控除できる外国税額控除を利用することができます。

まとめ

S$P500指数に連動するタイプのETFは、今回紹介した【VOO】の他に、ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズの【SPY】ブラックロック・ファンド・アドバイザーズのiシェアーズ・コア S&P500 ETF【IVV】がありますが、経費率の面では、今回紹介した【VOO】と【IVV】が0.04%、【SPY】は0.945%で、【VOO】【IVV】の方に分があります。

そして、安定性や流動性の面では、純資産額1,258憶ドルの【IVV】、純資産額716億ドルの【VOO】に対して、純資産2,440億ドルの世界最大のETFである【SPY】の方に分があります。

また、日本円でS&P500指数に連動するETFに投資したいのであれば、東京証券取引所に上場されている【SPY】の日本バージョン【1557】という選択になりますが、このあたりは各投資家の好みの問題と言ってよいレベルの違いであって、どのETFを選んでも、素晴らしいETFであることに間違いありません。

各ETFの構成比率が異なることから、状況によって、若干、分配金利回りに差が出たりやS&P500指数との乖離が見られます

個人投資家がS&P500指数に連動するETFに投資する手法は、米国の著名な投資家ウォーレン・バフェットをはじめ、多くの著名投資家が推奨している投資方法であり、実際に多くのアクティブ・ファンド(市場平均を上回る運用を目指す投資信託)はS&P500指数をアンダーパフォームしているという事実があります

実際にウォーレン・バフェットは、バークシャー・ハサウェイの株主に向けた2013年度の「バフェトからの手紙」において、妻への遺言として、現金の10%を政府短期債で、残り90%はバンガードのS&P500のインデックスファンドで運用するよう指示したと公表しています。
赤いアンダーライン部分の詳細については、バンガードの『アウトパフォームまでの険しい道のり』を参照していただくと理解が深まります。

バフェット氏が普通の人に薦める資産運用の方法とは

2017.06.19

これらのことを踏まえれば、バンガード S&P 500 ETF【VOO】に投資することは、株式投資における最適解の1つであると言えるのではないでしょか。

それではFinancial Goalを目指して!challenge to Financial Freedom !

注意
投資にリスクは付きものです。
投資判断は自己責任であることを忘れないようにしましょう。



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