投資の実力が試されるとき…



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トランプ政権への懸念…

17日の米国株式市場は、ダウ平均株価は274.14ドル安の21,750.73ドル。ナスダック総合指数は123.19ポイント安の6,221.91と大きく値を下げて取引を終えました。

16日にFRB(連邦準備制度委員会)より発表された7月25・26日に開催されたFOMC(米連邦公開市場委員会)の議事録によれば、一部のメンバーから「インフレ率が目標とする2%へ向けて前進している、さらなる証拠が確認されるまで、追加の利上げを見送るべきだ」との意見があり、政策金利は現行の1.00~1.25%のレンジが適切との見方が示されました。これを受け、年内の追加利上げは見送られる公算が高くなったとの見方が拡がって、ドル/円は再び、円高ドル安へと向かいはじめました。

また、17日は、トランプ大統領が米国企業の首脳らで構成する2つの大統領助言組織「製造業評議会」と「戦略・政策フォーラム」の解散を発表しました。週末に発生した白人至上主義団体と反対派の衝突を巡り、政権内でゴタゴタしている最中での発表で、ロシアゲートの問題なども含めて、政権内の混乱はとどまる気配すら見られません。トランプ大統領がアメリカ合衆国第45代大統領への就任が決定した後から、トランプ大統領が掲げる大型減税、規制緩和、大規模なインフラ投資等の公約実施に大きな期待をしたマーケットは、「トランプ・ラリー」「トランプノミクス」と言われる上昇相場を続けていましたが、ここにきてトランプ政権の経済政策実行能力への懸念が急速に高まりつつあります。

そして、スペインのバルセロナでは、車両が群集に突っ込むテロが発生し、多くの死傷者が出ました。これら不穏な空気も相まって投資家のリスクオフの動きはますます強まるかもしれず、株価の調整局面が近づいているのかもしれません。

弱気相場に入ってからこそ投資家の真価が問われる!

米国が調整局面を迎えた場合、恐らく世界中の株式市場がその影響を受けることになります。特に日本市場は過去のデーターから予測すると、米国市場以上に値を下げることも考えられるでしょう。

そして、いざ調整局面に入った場合に、私たち投資家はどのようなアクションを取れるのか?この時のアクションが、投資の成否を大きく分けるといっても過言でなく、投資家の能力が一番問われる場面なのです。

上昇相場は、言ってみれば「誰でも勝てる」相場です。インデックスに投資すれば、ほぼ間違いなく勝てるでしょう(売り時を間違えたら駄目ですが…)。

しかし、下降相場では、多くの投資家が保有する資産評価額は日に日に目減りしていき、資産とメンタルの両方を痛めつけ融かしていきます。そんな中、投資家がおこせるアクションは、

  • 売却する
  • 購入する
  • 何もしない
これらの内のどれかになります。

売却する

上のチャートはS&P500の過去10年のチャートです。

下降相場の難しさを分かり易くするために、S&P500の過去10年の値動きと2008年に発生したリーマンショックの値動きを参考にして下降相場での取るべきアクションを考えたいと思います。

株価が下がり始めた①で売却できれば損失を少なく抑えることができ、さらに安値になれば株をより安く買い戻すチャンスになることから、この策は取りえるアクションの中では最上策と言えますが、とても難易度が高い策です。何処が下がりはじめで何処が底かを判断できるのは一部の達人の域にある投資家だけで、投資での売りの判断は、とても難しいことです。

そして、チャートを見ていただければ分かりますが、最も下策なのは②の底付近で株を売ることで、これは最悪のアクションだと言えます。

購入する、何もしない

次は購入というアクションです。

調整局面(株価の下降局面、暴落)ということは、裏を返せば安値で株を買うチャンス!言うなれば「バーゲンセール」が来たということであって、投資家にとって悪いことばかりではありません(投資にまわせる資金があればの話ですが…)。

上のチャートは、またまたS&P500の過去10年のチャートです。①は「底打ち」を確認後、上昇局面に入ってから株を買う場合で、②は底を確認する前に株を買う場合です。①のタイミングでの購入は②のタイミングと比べて「底打ち」を確認しての買いなのでメンタル面でのメリットは大きいです。調整局面で株を買う場合は、直ぐに飛びつかず、間をおいて買った方が良い結果に繋がる場合が多いと私は思います(当然失敗することもありますが…)。

ここでの重要ポイントは、「S&P500だろうと、NYダウ平均株価だろうと、ナスダック総合指数だろうと、米国市場の過去の実績を振り返れば、インデックスであればどのタイミングで購入したとしても、現在では結果的にプラスになった」ということです。未来はどうなるか分かりませんが、この歴史を知っていると「何もしない」という選択肢も無きにしも非ずということです。

まとめ

これらのことを踏まえると、最上策は「逃げるが勝ち+底打ちを確認後購入」です。ただし、なかなかそう上手くは行かないのが投資というもので、後付けで過去のデータを拾い上げて「あーだ」「こーだ」と理論づけてもっともらしく言うのは誰だってできますが、実際にこれを上手くやった投資家はそうはいません。

実際に私が取れるアクションを想定した場合は、「購入する」か「何もしない」かの二択になると思います。そして「購入する」という選択をしたとしても、私の経験上「底辺りで欲しい株を買いたい」と考えてはいても、そんなに簡単に底を判断できるものでもありません。

きたるべき下降相場こそ、『知識』『技術』『メンタルの強さ』など投資家の能力が試されるときです。当分調整局面、下降相場は、こないかもしれません…、ただし、いつかは必ずやってきます。

そのときに備えてしっかり『知識』『技術』『メンタルの強さ』を磨いて準備をしておく…。その準備次第で私やあなたの資産が大きくなるか、小さくなるかの別れ道になるかもしれません。

それではFinancial Goalを目指して!challenge to Financial Freedom !

注意
投資にリスクは付きものです。
投資判断は自己責任であることを忘れないようにしましょう。

 



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