アルトリアグループ【MO】より配当金を受領(2017年第3四半期決算を振り返る)



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アルトリアグループ【MO】より配当金を受領

アルトリアグループより、1月分の配当金21.38ドル、日本円に換算すると2,373円を受け取りました。

※(1ドル=111.00円で換算)

アルトリアグループ【MO】は安定の高配当銘柄

2017.11.20

これで、アルトリアグループ【MO】から受け取ったトータルの配当金は51.96ドル(日本円に換算すると5,767円)。

今年受け取った配当金の合計は101.86ドル(日本円に換算すると11,306円)になります。

無事に配当金を受領したことなので、直近の2017年10月に発表された2017年第3四半期決算の内容を振り返りながら、アルトリアグループ【MO】の現状を確認していきましょう。

アルトリアグループ【MO】の2017年Q3決算の内容

  • 売上高は67億9,200万ドルで前年同期比2.54%の減益(市場予想の69憶ドルを下回る)。
  • 調整後EPSは0.90ドルとなり、市場予想の0.88ドルを上回った。
  • 純利益は18億6,600万ドルで前年同期比70.72%の増益。
  • 純利益の対前年同期比大幅増益の原因は、前年は債務の早期償還に伴うコストが8億ドルほど発生していたため(今期は計上なし)。
  • 営業利益は26億700万ドルで前年同期比9.44%の増益。
  • 営業利益率は38.74%と非情高い水準で安定している。
  • 喫煙可能製品の販売数量は落ち込んだものの、値上げによって前年同期比2.8%の減益に留める。
  • 無煙製品の売上は、値上げ、及び、広告・宣伝等の効果により前年同期比4.8%の増益。
EPS(一株あたりの純利益)
税引き後の年間利益を発行済み株式数で割った比率です。
営業利益率
企業の売上高に対する営業利益の割合のことで、企業の本業における収益性を判断する指標となります。
粗利率
「売上総利益率」とも言われ、企業の売上高に対して、粗利益が割合のことを言います。一般に粗利益率は、収益性や採算性を計る指標として、販売している商品・サービス等の利益率が高いかどうかをチェックする際に活用することができます。
EBITDA
金利、税、有形固定資産の減価償却費、無形固定資産の償却費を引く前の利益(Earnings)のことです。
  • 営業CFは22億1,700万ドルで前年同期比▲9.21%(▲2億2,500万ドル)の減少。
  • フリーCFは21億5,700万ドルで前年同期比▲9.78%(▲2億3,400万ドル)の減少。
  • 営業CFマージンは、2017年6月期(2017.2Q)を除き非常に高い水準(通期で見ると10年平均23.97%)で推移。
  • 営業CF対流動負債比率は33.28%、営業CF対長期負債比率は15.96%と潤沢なキャッシュと相まって安全性指標は問題なし。
  • 投資CFは6,000万ドルで営業CF対投資CF比率は3695.00%とほとんど設備投資を必要としないビジネスモデルを確立している。
営業CF(営業キャッシュフロー)
企業本来の営業活動(本業)により発生したキャッシュフロー(現金の流れ)です。
投資CF(投資キャッシュフロー)
企業の将来に対する投資により発生したキャッシュフロー(現金の流れ)です。
フリーCF(フリーキャッシュフロー)
企業が自由に使える資金。事業の拡大、債務の返済、配当などにあてられます。
営業CFマージン(営業キャッシュフローマージン)
売上高から、どれくらい営業CFを生み出したを判断する指標で、比率が高いほど収益性が高いといえます。
営業CF対流動負債比率(営業キャッシュ・フロー対流動負債比率)
短期的な支払い能力を測る指標で、一年以内に返済が必要な負債に対する営業CFの割合をあらわします。当座比率に近いですが、キャッシュで見ることにより厳密な短期的支払い能力を計ることができ、数値が高ければ高いほど安全性が高いといえます。
営業CF対長期負債比率(営業キャッシュ・フロー対長期負債比率)
資金繰りを測る指標で、営業CFで有利子負債をどれだけまかなえるかをあらわします。数値が高ければ高いほど安全性が高いといえます。
営業CF対投資CF比率(営業キャッシュフロー対投資キャッシュフロー比率)
営業CFにおける設備投資額の割合を見ることが出来る指標です。企業の営業能力と比べ、その投資が妥当であるかどうかを見ることができます。

アルトリアグループ【MO】への今後の投資方針

紙巻タバコ等の既存の喫煙可能製品の売上が減少するなか、電子タバコ等の無煙製品の売上が増加してきており、これまでの『喫煙人口の減少⇒紙巻タバコの売上減少⇒値上げで売上減分を相殺』といった斜陽化のスパイラルに対し、新たな潮流が徐々に大きくなりつつあります。

その、新たな潮流の代表格が、フィリップモリスインターナショナルとアルトリアグループが共同開発した「iQOS(アイコス)」、ブリティッシュアメリカンタバコの「glo(グロー)」、JTの「Ploom TECH(プルームテック)」といった加熱式タバコで、先行販売されたアジアやヨーロッパの国々では、認知度、及び、シェアを大きく拡大し、今後、喫煙スタイルの主流になりうるかもしれません。

そんな加熱式タバコのなかで、いち早く商品化に成功し、シェア、認知度で他を引き離して先行しているのが、フィリップモリスインターナショナルとアルトリアグループが共同開発した「iQOS」で、「iQOS」はフィリップモリスインターナショナルとアルトリアグループが社運を賭けて開発した製品と言っても過言ではありません。

実際にアジアやヨーロッパで「iQOS」を先行販売しているフィリップモリスインターナショナルは、「iQOS」を主力とし、いずれ、紙巻きたばこから撤退する旨を公表しています。

しかし、現在「iQOS」は米国で発売されておらず、2017年には販売されるとの噂がありましたが、今だ、FDA(米国食品医薬品局)からの販売許可が下りていません。また、FDA側は、許可申請の際に提出された「iQOS」の臨床試験の不備や虚偽データの存在を疑っており、「iQOS(アイコス)」の販売許可はいつ下りるのか分からない状況が続いています(最悪許可が下りないということも…)。

昨年のニコチン規制の話ともリンクしますが、過熱式タバコが従来の紙巻きたばこと比較して、

「どれだけ有毒性が除去され、健康へ与える影響はどうなのか?」

臨床試験や研究によって、これから徐々に明らかになってきます。そして、フィリップモリスインターナショナルが公表するように「タバコに含まれる有害物質の90%以上を抑えることができる」ということが事実であれば、タバコ産業全体にとって大きなブレイクスルーになるのは間違いありません。

過熱式タバコが紙巻きたばこに変わる新しい喫煙スタイルの主流になりえるのか?それによってアルトリアグループのみではなく、フィリップモリスインターナショナル、ブリティッシュアメリカンタバコ、JTといったタバコ産業全体の未来は大きく変わるかもしれないと私は考えています。

ですから、世界的に影響力がある

金太郎
米国(FDA)は、加熱式タバコにどのような判断を下すのか?
株主として固唾を飲んで注目しています。

それではFinancial Goalを目指して!challenge to Financial Freedom !

注意
投資にリスクは付きものです。
投資判断は自己責任であることを忘れないようにしましょう。



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