ジョンソンエンドジョンソン【JNJ】は半世紀以上増配を続ける配当王銘柄



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《2017年11月19日改訂》

ジョンソンエンドジョンソンの概要

ジョンソンエンドジョンソン(Johnson & Johnson)は、アメリカ合衆国ニュージャージー州ニューブランズウィックに本社を置く、製薬・医療機器その他のヘルスケア関連製品を取り扱う多国籍企業です。

1886年に、創業者であるロバート・ウッド・ジョンソン、ジェームス・ウッド・ジョンソンおよびエドワード・ミード・ジョンソンの3兄弟が、ニュージャージー州ニューブランズウィックに小さな医療製品の会社を設立したのが始まりで、世界で初めて減菌の概念を製品に導入したことで知られています。

1921年には救急絆創膏『バンドエイド』、1954年には世界初の石鹸成分を含まないシャンプー『ジョンソンベビーシャンプー』、1987年には世界初の使い捨てコンタクトレンズ『アキュビュー』、2006年には『リステリン』など、日本人の私たちにも馴染みのあるヒット商品を数多く世に送り出しています。

海外への事業展開も早くから取り組み、1919年のカナダ、1924年のイギリスを皮切りに、現在は世界60カ国に250以上のグループ企業を有し、総従業員数約127,000名の陣容を誇る「世界最大級のヘルスケアカンパニー」として、消費者向け製品・医療機器・医薬品の分野で数万アイテムに上る製品を、世界中に提供しています。

今年の1月16日には、スイスの製薬会社「アクテリオン」を300億ドル、当時のレートで約3兆4000億円で買収。M&Aにも積極的に取り組み、更なる企業規模の拡大に努めています。

過去10年間のチャート(2017.11.19)

見事な右肩上がりです。10年前の株価は67.75ドル(2007.11.16)、現在(2017.11.19)は、138ドルと倍以上になっています。高配当銘柄なので、配当再投資戦略を実践していたらどんなパフォーマンスだったのか大いに興味があります。(さすがに面倒くさくて計算していませんが…)

また、この10年のパフォーマンスは、S&P500が+77.40%、NYダウ平均株価が+79.09%とどちらも素晴らしいパフォーマンスですが、ジョンソンエンドジョンソンは、それらを上回る+103.68%という驚異的なパフォーマンスを見せています。

ジョンソンエンドジョンソンのようなヘルスケア企業は、〇〇ショックや不況にも強いディフェンンシブ銘柄と言われており、実際にリーマンショック時も、S&P500やNYダウ平均株価と比較すると、ジョンソンエンドジョンソンの株価はあまり下げていないことがチャートから見て取れます。

業績

売上高は緩やかな増加傾向で非常に安定しており、営業利益、純利益、EBITDAどの項目を見てもケチの付け所がありません。特筆すべきは営業利益率、粗利率の高さで、営業利益率は10年平均25.93%、粗利率は10年平均69.53%と非常に高い水準をキープしています。

営業利益率
企業の売上高に対する営業利益の割合のことで、企業の本業における収益性を判断する指標となります。
粗利率
「売上総利益率」とも言われ、企業の売上高に対して、粗利益が割合のことを言います。一般に粗利益率は、収益性や採算性を計る指標として、販売している商品・サービス等の利益率が高いかどうかをチェックする際に活用することができます。
EBITDA
金利、税、有形固定資産の減価償却費、無形固定資産の償却費を引く前の利益(Earnings)のことです。

EPSは一時期落ち込みましたが再び上昇基調にのっています。ROEは10年平均22.97%、ROAも10年平均12.19%と非常に高い数値を示していて収益性の高さが伺えます。

EPS(一株あたりの純利益)
税引き後の年間利益を発行済み株式数で割った比率です。
ROE(自己資本利益率)
自己資本がどれだけ効率的に使われているかを見る指標で、高いほど収益力が高いといえます。
ROA(総資本利益率)
純資産+負債を含めたすべての資金(総資本)がどれだけ効率的に使われているかを見る指標で高いほど収益力が高いといえます。

 

キャッシュフロー


キャッシュフローはExcellentの一言です。ヘルスケア業界は研究開発費が莫大にかかり投資CFがかなり発生しますが、営業CFマージン平均約25%という高い収益性のおかげで潤沢にフリーCFも確保できており全く問題ありません。

営業CF(営業キャッシュフロー)
企業本来の営業活動(本業)により発生したキャッシュフロー(現金の流れ)です。
投資CF(投資キャッシュフロー)
企業の将来に対する投資により発生したキャッシュフロー(現金の流れ)です。
フリーCF(フリーキャッシュフロー)
企業が自由に使える資金。事業の拡大、債務の返済、配当などにあてられます。
営業CFマージン(営業キャッシュフローマージン)
売上高から、どれくらい営業CFを生み出したを判断する指標で、比率が高いほど収益性が高いといえます。

DPSと配当性向

流石は54年連続増配銘柄だけあってDPSは綺麗な右肩上がりです。配当性向もまだまだ増配を継続する余地が十分あります。

DPS(一株あたりの配当)
株主に還元される一株あたりの年間配当額です。
配当性向
税引き後の利益のうち、配当金の支払いに向けられる比率です。

バリュエーション(2017.11.19現在)

PER(実績):23.98倍
PER(予想):18.96倍

PER(株価収益率)
株価が一株あたりの利益の何倍になっているかを表す尺度で、株価が割高か割安かを判断する目安として利用されます。低い方が株価は割安と判断されますが、業種によって水準が異なりますので、同業種間や経営内容が似ている企業間での比較に用いるのに適しています。

PERには、予想PERと実績PERがあり、予想PERとは今期の予想値を基に算出したもので、実績PERとは、直近の決算における実績値を基に算出されたものです。

PBR:5.01倍
PBR(株価純資産倍率)
1株当たりの純資産に対し、株価が何倍まで買われているかを表す尺度で株価が割高か割安かを判断する目安として利用されます。低い方が株価は割安と判断され、過去の同企業のPBRと比較して、現在の水準が割安であるか?を判断するのに役立ちます。

直近配当利回り:2.43%

まとめ

米国では、50年以上増配を続ける企業をDividend King(配当王),25年以上増配を続ける企業をDividend Aristcrat(配当貴族)と呼んでおり、ジョンソンエンドジョンソンは19社存在するDividend King(配当王)のうちの一社です。

ジョンソンエンドジョンソンの収益力、配当性向を考えると今後まだまだ増配を継続するだけの余力があり、増配記録も75年はたまた100年と継続するかもしれません。(その時の称号は何になるんでしょうか?)

ジョンソンエンドジョンソンは米国株への投資、特に米国高配当株での配当再投資戦略を実践する人には鉄板と言える銘柄であり、多くの投資家がポートフォリオに加えている銘柄です。人気があるということはその分株価もグングン上昇するわけで、安くなったら買おうと思っていてもどんどん手が届かなくなる…そんな銘柄です。

私も「高いな…」と思いながらも1株121ドルで購入したのですが、その後も株価はグングン上昇し、この記事を書いている時点で1株138.00ドル、実に14.05%も上がってしまって、買い増ししたいけど踏ん切りがつかない…。そんなジレンマに陥っています。相場の格言に「押し目待ちの押し目なし」という格言がありますが、私にとってジョンソンエンドジョンソンは正にこの格言を地で行く銘柄です。

それではFinancial Goalを目指して!challenge to Financial Freedom !

注意
投資にリスクは付きものです。
投資判断は自己責任であることを忘れないようにしましょう。



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