iシェアーズ米国優先株式ETF【PFF】は高利回り、毎月分配型のETF



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《2017年11月17日改訂》

iシェアーズ米国優先株式ETF【PFF】の概要

  • ティッカー:PFF
  • ベンチマーク:S&P 米国優先株式インデックス
  • 純資産総額:180億300万ドル
  • 経費率:0.47%
  • 標準偏差(3年):4.07%
  • シャープレシオ(3年):1.09

※上記は2017.10.31のデータ

標準偏差

標準偏差とは、複数の値の中で個別の値が中間値(または平均値)と比較してどの程度の違いがあるかを計測するもので、リスク要因を分析する手段として利用されます。相場で使われるボラティリティ(価格の変動率)もこの標準偏差で分析され、どの程度価格の幅があるのかを示めします。投資における「リスク」とは、価格の振れ幅のことを指しますので、単純に標準偏差の大きさ=リスクの大きさと考えて差支えありません。

シャープレシオ(Sharpe Ratio)

シャープレシオとは、リスク(標準偏差)1単位当たりの超過リターン(リスクゼロでも得られるリターンを上回った超過収益)を測るもので、この数値が高いほどリスクを取ったことによって得られた超過リターンは高い(効率よく収益が得られた)と言えます。異なる投資対象を比較する際に、同等のリスクなら、どちらのリターンが期待できるかを考えるときに利用します。

iシェアーズ 米国優先株式 ETF【PFF】 は、S&P 米国優先株式インデックスの価格および利回りの実績に概ね対応する投資成果をあげることを目標にして設計されたETFです。

ETF(上場投資信託)とは?

2017.06.14

優先株式とは、会社の経営に参加する権利(議決権)を制限される代わりに、普通株に比べて配当金を優先的に受ける、あるいは会社が解散したときに残った財産を優先的に受け取ることができるなど投資家にとって権利内容が優先的になっている株式のことをいいます。

過去10年の値動きとリータン(2017.6.14現在)

以下に掲載する画像は、すべてBLACK ROCKのホームページから引用しています。

リーマンショックの影響から一時は15ドル辺りまで値を下げ、その後回復しましたがリーマンショック前の水準には未だ戻っていません。ここ数年の株価は35~40ドルのボックス圏で推移していてボラティリティ(価格変動)は非常に小さいです。

上のパフォーマンスの推移は、iシェアーズ 米国優先株式 ETFに10,000ドル投資し、分配金(税引前)を再投資したと仮定して算出したものです(管理報酬およびその他の費用は控除後)。10年前に投資した10,000ドルが17,621.91ドル(+76.28%)。10年で元本が1.7倍に以上になっていて個人的には十分なパフォーマンスだと思います。

ただし、同じ条件で同社の人気ETFである iシェアーズ・コア S&P 500 ETF【IVV】に投資していたとしたら元本の2倍以上の21,908.32ドルになっていたことを考えると、iシェアーズ 米国優先株式 ETFに投資すべきかどうか判断に迷うところです。

iシェアーズ・コア S&P 500 【IVV】は経費率わずか0.04%のS&P500指数連動型ETF

2017.09.25

保有銘柄(2017.11.15現在)

組入上位10銘柄は以下のとおりです。

米国は日本と違って、多くの優先株式が上場されていて市場で普通に売買できます。(日本で上場されているのは伊藤園第1種優先株式【25935】だけだと思います)

iシェアーズ 米国優先株式 ETFは、これら優先株式の詰め合わせセットのようなもので、上記の組入上位10銘柄はセットに入っている「割合の多い銘柄ベスト10」です。トップ10の中には、ウェルズファーゴ、香港上海銀行、バークレイズ、GMAC、ドイツ銀行などが入っていて金融株の占める割合が高くなっています。

 

業種別で見ても、銀行業39.71%、各種金融25.15%、保険業8.40%と金融株が全体の7割以上を占めています。

分配金利回り

  • 分配金利回り:5.52%
  • 配当スケジュール:毎月

※上記は2017.10.31のデータ

iシェアーズ 米国優先株式 ETFは高配当利回り、毎月分配型のETFで、毎月安定的にインカムゲインを得たい方にはお勧めのETFです。

まとめ

iシェアーズ 米国優先株式 ETFを構成している優先株式は、業績が少々悪化したとしても一定の配当を出すことから性質は債券によく似ていると言えます。ただし、優先株は債券と異なり「会社の債務ではない』ことから、回収懸念がある場合にはリスクが跳ね上がります。そして、構成比率が金融株に偏っていることから「〇〇ショック』というような経済危機に直面した時にはモロにその影響を受けることになります。

実際に、リーマン・ショックの時は金融機関の連鎖倒産も含めて凄まじいほどの金融収縮が発生し、債権の回収に懸念が広がった結果、iシェアーズ 米国優先株式 ETFの株価は半値以下になってしまうほどの大暴落をしました(そんな時こそ仕込み時とも言えますが…)。そして、利上げ局面においては債券の価格が下がるように、iシェアーズ 米国優先株式 ETFの価格も下落することが考えられます。

このような特徴を掴んでおけば、iシェアーズ 米国優先株式 ETF【PFF】はインカムゲインを重視する投資家には十分使えるETFだと私は思います(実際に私は購入しています)。

それではFinancial Goalを目指して!challenge to Financial Freedom !

注意
投資にリスクは付きものです。
投資判断は自己責任であることを忘れないようにしましょう。



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