負けない投資とは



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投資をするうえでの「勝ち負け」。

人により何をもって「勝ち」とし「負け」とするかは意見の分かれるところですが、私は「元本を確保しつつ利益を上げていれば勝ち」「元本を減らせば負け」とシンプルに捉えています。

よく言われるのが、市場平均(米国株ならS&P500など)をアウトパフォームしたら「勝ち」、アンダーパフォームしたら「負け」とするものですが、市場平均をアウトパフォームしたって、本来投資の目的は財産を守りながら殖やすことなので、元本がマイナス(日本人投資家なら円ベース)になれば投資は負けです。

過去にガッポリ儲けに儲けた人でも、何らかの形で儲けた以上の資産を失えば負けは負け。儲けはそれほどでなくても元本を確保しつつ相場と対峙し続けていれば勝ちは勝ち。投資においては元本の確保こそが常に最重要事項なのです。

W・バフェット
投資のルール①:決して金を失うな

投資のルール②:ルール①を絶対に忘れるな

G・ソロス
まず生き残れ。儲けるのはそれからだ

上記の言葉は、私の愛読書マーク・ティアー著「バフェットとソロス 勝利の投資学」より引用した、二人の偉大な投資家の言葉です。

以下、バフェットとソロス 勝利の投資学より引用します。

多くの投資家セミナーで私が「相場で損したことのある人はいますか?」と聞くと、大半の人の手が挙がる。次にこう聞く。「その中で、相場で損を取り返した人は?」。誰も手を挙げない。

並の投資家のほとんどにとって、投資は片手間にやることである。もし損をしたら彼は給料や年金やその他の資産でそれを埋めなければならない。市場から取り返すことはほとんどできない。投資の達人にとって、投資は片手間にやることではない。それが人生である—だから損をすれば人生の一部を失ったことになる。

どういうことかというと、元本の50%を失ったら、元本を取り戻すためには、今度は資産を倍にしなければならない。元本を年利12%で運用できれば、回復するまでに六年だ。平均リターンが24.7%のバフェットだったら三年二ヵ月、28.6%のソロスだったら「たったの」二年九ヵ月といったところだ。ひどい時間の無駄ではないか!とにかく損しないことを第一に考えるほうがずっと簡単ではないだろうか?「そうとも!」とバフェトとソロスが声を揃えて答えるだろう。彼らは、金を稼ぐより減らないようにすることがずっと簡単だと知っているのだ。

ウォーレン・バフェットとジョージ・ソロスはともに、損失を避けることに熟練しているからこそ世界で最も成功した投資家なのである。バフェットは言っている。「厄介なことから抜け出るよりは、最初から近寄らないほうが簡単だね」

元本の確保は、成功する投資の習慣の一つ目だというだけではない。それは、投資の達人の取る投資戦略の礎石であり、彼がマーケットで取る投資行動の基本である。そして、その他の習慣はみな必然的に、バフェットの「投資のルール①:決して金を失うな」に結びついているのである。

(引用元:バフェトとソロス勝利の投資学)

 

ポイントは赤いアンダーラインが引いてある部分です。元本の50%を失ったら、

  • 元本を取り戻すためには、今度は資産を倍にしなければならない。
  • 年利12%で運用できたとしても元本を回復するまでに六年かかる。
  • 米国の株式市場に投資した場合のトータルリターン(配当再投資込みの利回り)が年率平均6~7%だということを踏まえると、市場平均レベルで運用できたとしても元本を取り返すには10年近くの年月がかかる。
  • 脅威的なリータンを記録するバフェットでも3年2ヶ月(年率平均24.7%)、ソロスでも2年9ヶ月(年率平均28.6%)かかる。

というミッションを完遂しなければ元本を回復することはできず、これがどれだけ時間と労力がかかる厄介なミッションなのかを理解できれば、元本の確保こそが投資で負けないための最重要事項だということは誰にでも理解できるはずです。

ギャンブル依存症の人たちがなぜギャンブルにハマっていくのか?それは、負け分を必ず取り返せると信じて疑わないからです。

そして、負け分を取り返そうとすればするほど、よりハイリスクな賭けに出てドツボにはまっていきます。これは投資でも同様で、元本を失えば失うほど人は冷静さを失い、正しい判断力は鈍ります(損切が難しいと言われるのもこれが主な原因です)。

投資となると、人はつい儲けることばかりを考えて「捕らぬ狸の皮算用」になったり、「隣の芝生は青く見える」と言うように、他人のポートフォリオやパフォーマンスが気になって、「他人より儲けたい強欲」に駆られるもので、その強欲が往々にして元本を毀損する原因になります。

「元本の確保こそが常に最重要事項」ということ認識し「自分」の背丈に合った投資スタイル、ストラテジー&タクティクスを組み立てる。これが「負けない投資」を実践するうえで必要なことであると私は考えます。

それではFinancial Goalを目指して!challenge to Financial Freedom !

注意
投資にリスクは付きものです。
投資判断は自己責任であることを忘れないようにしましょう。



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