集中投資と分散投資



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投資を実践するうえでよく語られることに「分散投資」の重要性があります。そして、「分散投資」の重要性を謳った有名な投資の格言に「卵を同じの籠(かご)に盛るな」という言葉があります。

この言葉の意味するところは、「持っている卵を一つの籠に入れて運んでいると、何かの拍子で籠を落としてしまった場合、全ての卵が割れてしまう」から「複数の籠に分けて運ぶことで全部が駄目になることを避けよう」という意味で、これを投資に当て嵌めると、「資産を集中させずにいくつかに分散させることが、もしもの時のリスクヘッジに繋がる」という意味です。

「面倒くさ!どっちにしろ損やないか!そもそも、ヘマをせえへんかったらえぇんやないか!」という意見があっても、それはその通りで、

仮にあなたがA社に興味を持ち、A社を様々な角度から分析した結果「A社株は買いや!」と判断してA社株に投資し、凄い勢いで株価が急騰してボロ儲けしたら「分散投資なんて、銘柄分析がまともにできん奴のすることや!株は銘柄を絞って集中投資する方がパフォーマンスは上がるに決まっとるやろ!」とあなたが考えても、それはそれで正しい意見で、実際に投資の神様と言われるウォーレン・バフェットは、分散投資についてこのような発言をしています。

W・バフェット
分散投資は無知に対するヘッジだ。
自分で何をやっているか分かっているものにとって、分散投資はほとんど意味がない。

これは、至極当然の話で、競馬や競艇、競輪などのギャンブルでも、一点買いで勝てると分かっているのに、わざわざ買い目を増やす必要はありません。株式投資でもそれは同じで、この銘柄に投資すれば絶対に勝てるという自信があるのなら、わざわざ分散投資してパフォーマンスを下げる必要はありません。

しかし、そうは言っても、そこまで絶対の自信をもって投資できるのかと言えば、ほとんどの人はそうではありません。この発言も実積があるバフェトの発言だから様になるだけで、実際に投資経験がある人であれば、集中投資で勝ち続けることがどれだけ難しいことかが分かると思います。特に長期投資の場合、ある企業の数十年先もの未来を把握するのは「神の領域にでも踏み込まないかぎり」まず無理です。

「絶対に勝てる銘柄を探すのは難しい」これを実感すればするほど、なぜ分散投資が重要なのか理解できます。「卵を同じの籠(かご)に盛るな」という格言について、もう少し深く掘り下げると、投資の場合の卵はお金(資産)に当たります。卵(お金)が全て駄目になるということは種銭を失ってしまうということと同じで、もし卵(お金)の何割かが無事だったら、その卵が孵って雛になり、更に成長していずれは親鳥(優良資産)になれば卵(お金)を産み増やしてくれるかもしれません。しかし、卵(お金)を一気に失ってしまうと、卵(お金)を増やす道のりは遥か彼方に遠のいてしまいます。

だから、資産を多く持つ人ほど分散投資を選択し、まだまだ種銭が少ない人ほど集中投資といったスタイルになることが多いのですが、これは「どちらが良くて、どちらが悪い」という話ではなく、投資家の投資哲学やスタンスの問題です。

また、集中と分散は何も投資だけの話ではありません。

収入を例にすると、キャシュポイント(収入源)は分散されている方がリスクヘッジになります。結婚している世帯であれば、どちらかが専業主婦(主夫)よりは共働きの方が、更に、「副業収入」「不動産収入」「株式などの配当収入」などがあればあるほど、リスクヘッジに繋がります。

あなたが起業家だった場合は、キャッシュポイントの分散を考えるより、本業に全力投球するほうが結果的に収入面では良い影響があるかもしれません。

また、子供の教育や自分のスキルアップについても「長所を集中して伸ばしてスペシャリストを目指す」か「苦手を克服してゼネラリストを目指す」かは、人それぞれで考え方は様々です。

私の投資戦略は、私の能力では集中投資は難しいと判断して分散投資を選択しています。しかし、分散すればするほどコストと手間がかかるので、個別株は15~20銘柄を目途に保有にしようと考えています(これだと分散投資とは言えないかもしれませんが…)。私はETF(上場投資信託)を投資の中心に据えず、個別株中心に投資しているのですが、個別株を中心に投資している人の大半は、自分のポートフォリオのパフォーマンスは市場平均を上回るはずだと信じて投資していますが、多くの投資家のパフォーマンスは市場平均を下回るという事実を考えると、一般的には集中投資より分散投資の方が、より具体的に言えば個別株への投資よりインデックスファンドへの投資の方が有利と言って差し支えないと思います。

集中投資と分散投資については、どちらが正解でどちらかが間違いということはありません。どちらもメリット、デメリットがあり、投資家個人の力量や考え方によって、どちらの手法を選択するか変わってきます。また、上手く運用している人を参考にして似たようなポートフォリオを組んだとしても、当然投資時期の違いなどによってポートフォリオのパフォーマンスは大きく変わってくるので、

金太郎
本当に投資は奥深く、面白いゲームだな!
と思います。

それではFinancial Goalを目指して!challenge to Financial Freedom !

注意
投資にリスクは付きものです。
投資判断は自己責任であることを忘れないようにしましょう。



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