ブリティッシュアメリカンタバコ【BTI】の2017年度の業績(状況の確認と今後の投資方針)



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ブリティッシュアメリカンタバコ【BTI】の2017年度の業績

まず最初に、当ブログは配当受領時に直近の決算を振り返り、銘柄の今後の投資方針を検討するといった流れでいつも記事をUPしています。ブリティッシュアメリカンタバコに関しては20日の配当受領後、22日に2017年度の決算報告が予定されていたので、

ブリティッシュアメリカンタバコ【BTI】より配当金を受領

2018.02.19
(関連記事)と、今回の2回にわけて記事をUPします。

それでは、いつもと勝手が違いますが、ブリティッシュアメリカンタバコの近況を確認するために、昨日発表された2017年度の業績を見ていきましょう。

  • 売上高は202億9,200万ポンドで前年比37.6%の増益
  • 営業利益は64億7,600万ポンドで前年比39.1%の増益
  • 営業利益率は31.9%で高い水準で安定(前年は31.56%)
  • EPSは1830ペンスで前年比634%の増益
  • 調整後のEPSは284.4ペンスで前年比14.9%増益
  • レイノルズ・アメリカンの買収を2017年7月25日に完了
    (現金と普通株式を組み合わせて合計418億ポンドの対価を支払い)
  • 1株当たり配当金は前年比15.2%増加して195.2ペンス
  • 過熱式タバコglo(グロー)を世界で最も早く発売した日本では、2017年10月に全国販売が展開され、約3.6%の市場シェアを達成
  • 営業CFは53億4,700万ポンドで前年比15.9%の増加
  • 営業CFマージンは26.35%と非常に高い水準
  • 投資CFは▲185億4,400万ポンドで前年の▲6億4000万ドルより投資額は大幅に増加(レイノルズ・アメリカンの取得による増加)
EPS(一株あたりの純利益)
税引き後の年間利益を発行済み株式数で割った比率です。
営業利益率
企業の売上高に対する営業利益の割合のことで、企業の本業における収益性を判断する指標となります。
営業CF(営業キャッシュフロー)
企業本来の営業活動(本業)により発生したキャッシュフロー(現金の流れ)です。
投資CF(投資キャッシュフロー)
企業の将来に対する投資により発生したキャッシュフロー(現金の流れ)です。
営業CFマージン(営業キャッシュフローマージン
売上高から、どれくらい営業CFを生み出したを判断する指標で、比率が高いほど収益性が高いといえます。

ブリティッシュアメリカンタバコ【BTI】への今後の投資方針

レイノルズ・アメリカンの買収を昨年7月25日に完了し、ブリティッシュアメリカンタバコの事業規模は大幅に拡大しています。

しかし、紙巻タバコの売上本数は実質的に減少傾向にあり、値上げによって利益を維持しているといった現状には変わりありませんし、さらに、FDA(米国食品医薬局)のニコチン含有量の規制をはじめとした、世界各国の政治的圧力といったことも今後強まることが予想されます。

言って見れば、世間の風潮は「タバコは悪であって、タバコ会社は潰れてしまえ!」といった感じなのでしょう…。

タバコ銘柄は高配当で有名ですが、高配当な理由は、莫大な利益をあげているのは勿論ですが、今の世間の風潮が大きいと言えますし、政治的なリスクや訴訟リスクのことを考えれば、今の株価は「かなり割高」なのかもしれません

私は元愛煙家で、タバコの煙をくゆらせる心地よさは理解していますし、タバコに対する過度なパッシングは不当だと感じています。

ですから、莫大なキャッシュを生み出すタバコ会社に投資することに、私自身は、なんら罪悪感を感じていませんが、「タバコ会社の存在自体を許せない」という人が大勢いる今のご時世を考えれば、タバコ会社に投資する嫌悪感も理解できないでもありません。

リリースされたレポートを読むと、ブリティッシュアメリカンタバコも、電子タバコ、加熱式タバコといった新たなデバイスに継続的に投資する旨を強調しており、個人的には、これらデバイスが進化するこによって「愛煙家」と「嫌煙家」が共存できる社会になれば良いなと願っています。

金太郎
このままだと、どちらも辛いからね…

先月25日に、FDAはフィリップモリス【PM】の過熱式タバコ「iQOS(アイコス)」について、従来の紙巻きたばこに比べて、疾病リスクを低減できる十分な証拠は得られなかったと結論付けましたが、その数日前に発表されたFDAの「IQOS健康調査の暫定結果」では、

試験データによると、アイコスが生み出すエアゾールは細胞を破壊し、人体組織にも悪影響を及ぼす恐れがあるが、紙巻きたばこよりも「全般的に深刻度が低く、被害はずっと一部に集中するように見える」という。

記載が確認できることから、今の段階で、過熱式タバコに悲観的になる必要はないと思いますし、ブリティッシュアメリカンタバコの「glo」、JTの「Ploom TECH(プルームテック)」は同じ加熱式タバコであっても、その構造、方式には違いがあり、あと数年もすれば、各社の開発競争によって、さらに良い商品がリリースされる可能性は高いのでは?と私は考えています。

そういうことで、私個人は、

金太郎
タバコ産業の未来はそんなに暗くない!むしろ明るいのでは…
と考えており、現在保有するブリティッシュアメリカンタバコの株は、すべてホールドします。

また、状況によってはポートフォリオに占める割合の10%を上限にして更に買い進めたいと考えており、ポートフォリオの主力銘柄として期待しています。

それではFinancial Goalを目指して!challenge to Financial Freedom !

注意
投資にリスクは付きものです。
投資判断は自己責任であることを忘れないようにしましょう。



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