治世の能臣、乱世の奸雄



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弊ブログは、私「金太郎」が米国株投資を通じて「Financial Freedom(経済的自由)」を目指すという奮闘記で、私の投資履歴、哲学を記録するものとして始めました。

ですから、今回の「治世の能臣、乱世の奸雄(ちせいののうしん、らんせのかんゆう)」というタイトルは「投資となんの関係があるの?」と、違和感を感じるものかもしれません。

しかし、この故事成語(昔中国で起こった出来事から生まれた教訓のこと)には、風雲急を告げる今の株式相場と対峙するにあたり、成功するためのヒントがあるのではないか?と私は考えているので、今回はそのことについて書いていきたいと思います。

治世の能臣、乱世の奸雄

「治世の能臣、乱世の奸雄」という言葉は、かの三国志の英雄(悪役?)曹操(そうそう)を評した言葉です。

曹操は小さいころから頭が切れ、機略にも長けた少年で、誰が見ても「只者ではない」というオーラを感じる少年だったようですが、その反面、悪知恵が働くとんでもない不良少年でした。

この時代の中国は血統や家柄が重んじられていて、裕福な家庭で育ったものの宦官(去勢された男子で宮廷に仕える者)の孫という血筋の曹操は、「宦官の孫」と見下されることが多く、また、類まれなる才能に恵まれた上に「只者じゃない」オーラを発散していることから、「出る杭は打たれる」と古来から言われるように権力側の人たちからは、嫌われ、遠ざけられ、疎んじられていたために、その鬱憤が曹操を札付きの不良に走らせたのかも知れません。

ところが、後漢の大尉という地位にあった橋玄(きょうげん)だけは、「天下は乱れようとしており、当代一の才の持ち主でなければ救うことはできない。天下をよく安んじることができるのは君だ。」と曹操を評価し、人物鑑定家の許劭(きょしょう)に曹操を紹介しました。

その時の許劭の曹操に対する評価が、「治世の能臣、乱世の奸雄」というもので、現代風に言えば「平和な世では有能な役人でしかない。しかし、世が乱れると英雄か、とんでもない悪党になる」と評したのです。

それを聞いた曹操は大笑いし、「乱世の奸雄か、それも悪くない」とつぶやいたと言われており、実際に曹操はその後、許劭の見立て通りに英雄として飛躍することになります。

投資の本質

さて、ここでは少し話を変えて、投資の本質に関する私見を述べたいと思います。これは私の個人的な意見であって反対意見も沢山あると思いますが、飽く迄も私の個人的な意見として読んでくだい。

株式投資は基本的に早くからゲームに参加したプレイヤーが有利なゲームで、ゲームへの参加者がどんどん増えれば増えるほど、古くからゲームに参加したプレイヤーたちがアドバンテージを持つことができます

ですから、ゲームに参加するプレイヤーが永遠に増加するのであれば(ありえない仮説ですが)、新参者のプレイヤーが古参者のプレイヤーの養分になっていくというのが株式投資というゲームの本質であると私は捉えています。

しかし、実際のゲームでは感情を持った人間がプレイするのであり、状況次第で、楽観的になったり悲観的になったりとプレイヤーの感情は刻一刻と変化します。プレイヤーが楽観的になればなるほど、欲は欲を呼び込み(バスに乗り遅れたくない新参プレイヤーの増加)バブル化は加速し、反対にプレイヤーが悲観的になってゲームからドンドン逃げ出すようなような展開になれば、高掴みしたプレイヤーの資金はあっという間に溶けてしまうことからパニックがパニックを呼んで、我先へとプレイヤーが逃げ出す事態(暴落)に陥ります

投資家の置かれた状況によって治世と乱世どちらを望むか変わってくる

曹操が許劭に「治世の能臣、乱世の奸雄」と評され「乱世の奸雄か、それも悪くない」と大笑いしたわけは、治世であればいくら自分に類まれな才能が備わっていたとしても家柄や血筋が尊ばれる後漢では役人までにしかなれない。しかし乱世(この頃の後漢は既に衰退の兆しを見せていた)であれば、英雄(大悪党)になれると評されたからではないでしょうか?

これは、投資でも通じることで、治世(低ボラティリティ、平穏な相場)で得をするのは、既にそれ相応の資産を築いたプレイヤー、もしくは年寄連中だけであって、ゲームへの参加が遅れている者やこれからゲームへの参加を考えている若者たちにとっては、低ボラティリティで平穏な相場はリスクの割にはリターンが期待できないゲームといえます。。

しかし、乱世(高ボラティリティ、波乱相場)であれば、資産を築いたプレイヤーや年寄連中にとっては大きなピンチになりますが、ゲームへの参加が遅れた者やこれからゲームへの参加を考えている若者にとっては、チャンスと言えます。

また、才能豊かなプレイヤーならば、乱世を上手く潜り抜けることによって財産を大きくすることが可能で、投資の神様ウォーレンバフェットが50年間で資産を7,000倍にしたように、相場を上手く立ち回ることによって巨万の富を築くことも夢でないかもしれません。(才能豊かな天才だったらの話ですが…)。

それではFinancial Goalを目指して!challenge to Financial Freedom !

注意
投資にリスクは付きものです。
投資判断は自己責任であることを忘れないようにしましょう。

PS:曹操のような偉大な英雄の目標とは比べものにはなりませんが、それでも凡人である金太郎には「Financial Freedom(経済的自由)」という目標は高いハードルであることは間違いありません。目標を達成するためには相場に長く居座るのは勿論、ゲームを有利に進めるために安全域を少しずつでも広げていくことが必要があると考えています。



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